台湾における技職教育の四技の応用日本語教育は登場されたのは1998年であり、現在になってもう10年以上経た。産業界の需要にきつく寄りかかっている技職教育の応用日本語教育はそのカリキュラムデザインの実用性、抱える問題などを現状に合わせ、その中身を反芻する時期が来ると思う。そこで、本研究では四技の応用日語系を対象に、はじめにカリキュラムの実態調査を行い、四技の応用日語系のカリキュラムの特徴はいかなるものなのかを把握する。次に専門日本語習得としてのカリキュラムの再構築について、提言を行いたいと思う。 考察の結果、現在、四技の応用日本語教育におけるカリキュラムの特徴としては「抽象論より実践を重視カリキュラムデザイン」、「専門分野の多様化」、「異文化理解の重視」、「資格の取得の重視」、「インターンシップの導入」などが挙げられる。 そして、「専門日本語習得」を考慮し、カリキュラムの見直しに当たり、もっとも基本的なのは「教授目標の単一化」と「到達目標の見直し」といった二点について、学科の責任者が考え直さなくてはならないと思う。 |