臺灣人對日印象的調查研究——新冠肺炎蔓延前後的變化∣Impression of Japan to Taiwanese over COVID-19 Pandemic

台湾人の日本に対するイメージについての調査研究–新型コロナウイルス感染拡大前後の変化をめぐって―

台湾においては日本に対して好意的なイメージを持つ人の割合が高い、ということがここ三十年ほどの間多くの調査で報告されている。2011 年に起きた東日本大震災により地震や原子力発電所・放射能に対して危惧を抱くようになっても、台湾人の日本に対する印象はそれほど悪くならなかったという。
本稿では新型コロナウイルス感染症が日本・台湾で感染拡大した2020 年に、台湾人の日本に対するイメージを調査・分析した。2 月末～3 月初、3 月末～4 月初、4 月末～5 月初の3 回実施したところ、コロナウイルスの影響により、台湾の日本に対する印象が悪くなったことが明らかになった。