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"台湾の労働部の統計資料によると、2021年9月現在、海外からの出稼ぎ労働者(本稿にいう出稼ぎ労働者には、ホワイトカラーを含めず、主に肉体労働に従事するブルーカラーを指す。以下「海外出稼ぎ労働者」という)の総人数は690,025人であり、台湾の人口の約34分の1に相当する。主には、インドネシア、ベトナム、フィリピンとタイからの若者である。就労ビザに関する規制により、台湾の産業(漁業、製造業、営造業、食肉処理業、飼育業、農業等)及び社会福祉(家事労働、機構での看護、家庭での看護等)の業務しか従事することができないが、34人のうち1人が海外出稼ぎ労働者であるという点からすると、台湾にとっては不可欠で重要な労働力になっていると言える。" |