関係企業間の価格協定によるカルテル問題

台湾の独占禁止法（中国語での表記：「公平交易法」以下「台湾独禁法」という）第14条は、カルテル行為について、以下のように定めている。①この法にいうカルテル行為とは、競争関係を有する同一の生産、販売の段階における事業者が契約、協議またはその他の方式による合意で、共同で、商品もしくは役務の価格、数量、技術、製品、設備、取引対象、取引地域を決定する、または事業活動を互いに拘束するその他の行為であって、生産、商品取引あるいは役務需給の市場機能に影響するに足るものをいう。